シェフのこだわり
じっくり炒めた玉ねぎとひき肉にマンゴーチャツネを加えることでコクと甘みを凝縮させ、オリジナル配合のスパイスが決め手の辛口キーマカレー。フレッシュパプリカを炒めて加えることで彩り豊かに仕上げました。
ドリアやグラタン、カレーパンなどにもアレンジしやすいソースです。
キーマカレー
インド料理店やエスニック料理店で見かけることの多い「キーマカレー」は、カレーの本場インド発祥のカレーです。ヒンディ語やウルドゥー語で、「キーマ」とは細切り肉やひき肉という意味を指します。つまりキーマカレーとはひき肉を使ったカレーのこと。そぼろ状のひき肉を使ったスープ状のカレーやひき肉をミートボールにしたカレーなど、さまざまなバリエーションが見られ、ひき肉を使ったカレー料理全般を「キーマカレー」と呼びます。
よく似ている「ドライカレー」は日本で独自の進化を遂げた日本発祥のカレーで「ドライ」という名前のとおり、汁気がまったくないか、ほとんどないカレーを指すため、発祥の地もレシピも違うのです。
マンゴーチャツネ
チャツネはインド料理には欠かせないソースまたはペースト状の調味料で、フルーツや野菜、香辛料などを使ってジャムのようだったりとろりとした固めだったりするソースです。別名チャトニとも言います。
「キーマカレー」で使っているマンゴーチャツネはまだ青いマンゴーを刻んで黒砂糖で煮詰めたものです。
カレーに加えることでまろやかな甘味とスパイスの荒々しさをマイルドにし、絶妙なバランサーとして活躍します。
パプリカ
パプリカはピーマンやトウガラシと同じ「ナス科トウガラシ属」に分類される野菜で、主に黄色、赤色、オレンジ色のものがあります。パプリカの原産地は南米大陸。大航海時代にコロンブスが持ち帰り、ハンガリーで栽培品種が育てられ、南欧へ拡大しました。
パプリカはビタミンA、C(ピーマンの2倍。※100g中170mg)が豊富で、鉄分、カロテン(ピーマンの7倍。※100g中1,100μg)を含み、ビタミンE、葉緑素(不要なコレステロールの排泄)など生活習慣病の予防も期待できます。(※赤ピーマンの数値)
豊富な栄養価の高いパプリカをキーマカレーではフレッシュの食感と香りとともにお楽しみください。